般若心経

 今日も猛暑が続いています。

 日が経つにつれ
 「西日本豪雨」の被害の大きさが。
 水も引いてなく、物流も止まり。
 しかもこの暑さ、現地の皆さまのご苦労・ご負担は
 想像を絶します。
 ラジオでは、私たちが先ずする事は
 現地の正確な状況を把握して、何が出来るかを考えることと。

 国も企業も「災害支援」に乗り出しています。

 そんな、西の山口県から
 昨日「般若心経」の額が届きました。(荷物が遅れていたのです)

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<紫紺の紙に、純銀泥墨で>

 書家の姉が、5月末~1ヶ月間・練習に練習を重ねて
 丹精込めて書いてくれました。

 純銀に膠(にかわ)を混ぜ込んだ墨は
 通常の墨より粘りがあり、その時々の湿度も関係して難しいようでした。
 その代わり、色あせないそうです。
 圧巻です流石、プロの手仕事

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<姉の雅号>

 山口の額には、純金泥墨で。
 これは、昨年秋に亡くなった母のために。
 金と銀では、随分、雰囲気が違いますね

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<純金>

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<もう一つの額>

 これは、義兄の母に。

 

 昨年の秋から、身内を3人亡くしています。
 その供養にと、姉が一年発起して書いてくれたものです。

 我が家の額は、5月に急逝した主人の為に。
 
 こんな事を言っていました。

 「般若心経は、故人の成仏の為に書くのだろうが
  それに没頭して、心が洗われたと・・・!
  自分が救われたと

  本当に、ありがとう

  西日本豪雨で被害に遭われた方の
  ご供養にも。

  そして最後に「伊集院 静」の本より。

  <人はそれぞれ事情をかかえ、平然と生きている>と。

  私は、乗り越え中・・・