風呂の照明交換をお考えの方へ!事前に知っておいた方が良いポイントをご紹介!

自宅のメンテナンスにはさまざまな側面がありますが、その中でも特に重要なのが浴室のメンテナンスです。
DIY好きの方なら、浴室の照明交換ぐらいは自分で挑戦したいところ。

しかし、浴室の照明交換には特有の注意点があります。
今回は、風呂の照明交換における具体的な手順、注意点について解説します。

□風呂照明の交換前に把握すべき基礎知識

浴室の照明を交換する際、一見単純に思える作業ですが、実は多くの注意が必要です。
浴室は家の中でも特に環境が厳しい場所の一つであり、適切な照明選びが快適で安全な空間を維持する上で非常に重要となります。
照明の交換を検討する前に、以下の3点を特に留意しましょう。

1:防湿型のものを選ぶ

浴室はその性質上、非常に湿度が高い環境です。
この湿気は、照明器具内部に侵入すると、電気回路のショートや錆の原因となり、最悪の場合は火災を引き起こす危険性もあります。
そこで、防湿型の照明器具の選択が重要となります。
防湿型照明は、内部に水蒸気が入らないように設計されており、カバーと土台部分には水分の浸入を防ぐゴムパッキンが装備されています。
これにより、照明器具が湿気によるダメージを受けにくくなり、長期間にわたって安全に使用できます。

2:ワット数に注意

浴室用の照明器具は一般的に密閉されたデザインが多く、そのため内部の熱が外に逃げにくい構造となっています。
この熱がこもることで、使用する電球にも影響を与えます。
特に最大許容ワット数を超えた電球を使用すると、電球自体が過熱し壊れるリスクや、照明器具のカバーが変色、溶ける可能性があります。
したがって、電球を選ぶ際は、照明器具が指定するワット数を守ることが必須となります。

3:密閉型のLED電球を選ぶ

LED電球はその省エネ性や長寿命で知られていますが、内部での発熱が無視できない問題です。
特に、浴室のように密閉された空間では、この発熱がLED電球の劣化を早める要因となります。
そこで、放熱処理が可能な密閉型のLED電球を選択することが推奨されます。
密閉型LEDは、内部の熱を効率的に外部に逃がせる設計となっており、劣化を最小限に抑えながら、LED電球本来の性能を長期間にわたって発揮できます。

□照明交換のサインとは?

照明交換のタイミングは以下の3つのサインから判断できます。

1:電球の寿命

最も一般的なサインは、電球の寿命です。
電球が寿命を迎え、照明が点かなくなったら、交換の時期です。

2:ソケットトラブル

ソケットの故障は浴室の照明で起こりやすいトラブルです。
ソケットが変形してしまった場合は、専門会社に依頼する必要があります。

3:カバーの変色

ランプカバーが変色したり破損したりするのも、電球の交換タイミングです。
好みや浴槽の形に合わせて新しいカバーを選びましょう。

□まとめ

浴室の照明交換は、DIY好きなら自分で挑戦したいところですが、湿度や熱に耐えうる防湿型照明の選択、適切なワット数の電球の使用、密閉型LED電球の選択が重要です。
また、電球の寿命、ソケットや配線のトラブル、カバーの変色と破損が照明交換のタイミングのサインです。
この記事を参考に、安全で快適な浴室空間を維持しましょう。

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